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原田康子 はらだやすこ
昭3年1月12日〜(1928年〜)東京生まれ。
釧路市立高等女学校卒。二歳の時から釧路に住む。実家は雑穀卸商兼回漕業で昭和恐慌までは豪商を誇っていた。昭和24年から釧路では先駆的な女性新聞記者となる。「北方文芸」に処女作とみていい「冬の雨」(昭24)、続いて「アカシヤの咲く町で」(昭27)を発表。「北海文学」の同人になってから「遠い森」「夜の喜劇」「暗い潮」「週末の二人」とたて続けに短編を発表した。はじめての長編「廃園」(昭29)のあと「新潮」同人雑誌賞に「サビタの記憶」で応募、最終候補に残って伊藤整の高い評価を得た。長編「挽歌」は当時ガリ版の「北海文学」に10回にわたって連載(昭30・6〜31・7)したもので、掲載中から議論を呼んだ。しかし完結以前から映画化の照会や、出版の話題が舞い込んだ。
「北海道文学大辞典」より
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